バルセロナの「ビスコチョ」

これはパナデリア(パン屋)で買った、ビスコチョ。
うす甘く、カステラと比べたら、なんともたよりない、シンプルな味です。
このビスコチョの話はきりがないので、やめますが、フランスに入るとビスキュイ。
ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールのようなビスコチョもスペイン各地にあり、
その配合、さらに名前も多種多様。日本に伝わったボウロのようなものもたくさんあります。

天正遣欧少年使節がマドリードでフィリペ2世に謁見したのが、1585年。
フィリペ2世の料理人、フランシスコ・マルチネス・モンテーニョが記した「Conduchos de Navidad」の
コピーが私の手元にあり、何年経ってもなかなか訳せませんが、
使節団についての興味深い記述や、メニューがたくさん書かれています。
デザートの中にはトゥロン、マダレナなど今も現役で、日常よくみかけるポピュラーなお菓子も。
そして、ボーロ・マイモンというビスコチョタイプの菓子もでてくるのです。
詳しく検討して、またご報告できたらと思います。

さて、バルセロナは、カスティーリャでなく、カタルーニャの首都でした。
カタラン語ではビスコチョを「パ・デ・ペシック」といいます。ちょっとつまむパン、というような意味合いだそうです。


サン・ジャウメ広場から近いパン屋さんのパ・デ・ペシック。


紙の箱に生地を流して焼いてある。モンセラートに行った時に買った、かなり乾きぎみのもの。

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2008.7