羊のバター木型

もう20年近くも前のことですが、チーズやバターの手づくり本で
レイアウトの仕事に参加したことがありました。

そこの編集プロダクションでは、自分たちで、カマンベールやゴーダなどを熟成させながらの
本づくりでしたので、チーズの様子を、日々横に見ながらの仕事でした。
ほわほわの白い黴がはえていたりすると、一喜一憂。
その変化を見るのはとても楽しみで、それぞれの作業にも思い入れがありました。
バターも、もちろん自分たちでつくって撮影。牛の図案の木型もありました。
その時、初めてバターミルクを分けてもらって持ち帰り、スープをつくりってみました。

海外のお菓子の本で、時々材料にバターミルクというのを見かけ、?と思っていたのが
これなのねー!たしかにバターの風味がするけど、ちょっと透明感のある牛乳みたい。
日本ではこれをどうして売らないのだろう?などと不思議に思ったりもしました。
羊の横の小さなビンに入っているのが、バターミルクです。

その時の本の仕事が終わって、編集者の方にいただいたのが、この木型たちです。
ずっと、飾るだけだったものを、今回バターを詰めてみました!
バターのつくり方は、ここではお話できないような、簡略法です。
「飲み終わった後の牛乳パック」がヒントです。察しのよい方はおわかりになるでしょうか。

ちゃんとおいしいバターを作りたい方は、「黒パン普及振興会」のHPにある方法でどうぞ。
とても素敵なHPで、ライ麦パンについて、知りたかったこと、あれこれ書かれています。



その後、編集プロダクションの人たちは、オランダ現地取材の影響もあり、すっかりとりつかれて、
オランダの家庭用バター・チャーンを輸入することまでやってみたり、それからも乳製品の本を
いくつかつくっていらっしゃいました。今となっては、懐かしい・・・。



「黒パン普及振興会」の和田うららさん作の「木苺バター」、固めの状態で食べるのがお勧めだそうです。
お菓子みたいにおいしくて、ついバターだけを舐めてしまい、キケン!
木型スタンプに失敗し、イマイチなフォークの線を入れたのは私です。その上使いかけの状態ですが・・・。
同型の木型スタンプの成功例は、「黒パン普及振興会」の発酵バターのページでどうぞ。


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2008.10