スペインのクワハーダ

写真の右奥の食べかけがクアハーダcuajadaです。日本語に訳すと「凝乳」。
日本に同じものはありません。なぜないのか不思議なくらいですが・・・。
牛乳本来の甘さだけなので、蜂蜜を入れてかき混ぜて食べます。
ヨーグルトのように乳酸発酵してるわけではなく、フレッシュ・チーズのように
ホエー(清乳)と分離していません。チーズの製造過程のカードの状態に近いのかな?
なんとも言えないやさしい味で大好きなデザートです。
もとはスペイン北西部のバスク地方の乳製品です。バスク語でmamiaとかgatzatuaと言うようです。
下の右の写真はバスクでクアハーダをつくる伝統的容器kaiku。


左はスーパーでよく見かけるダノネ(スペインではダノンをこう発音する。)のクワハダ。
フランスのダノンでも製品化していないので、主にスペインでの販売です。
ポルトガルのリスボンでもマイナーですが、coalhadaというダノネの製品がありました。
でも綴りからしてスペイン語の発音をポルトガル表記している感じで、よそもの風です。
綴りといえばポルトガルにはqueijadaという日本にも南蛮菓子としても伝わっている伝統的チーズケーキがあり
これはフレッシュチーズを使っています。queijadaについてはまた「修道院のお菓子」で!


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2001.5