
ニューオリンズのキングケーキ
いまやガレット・デ・ロワは日本でも知名度が上がり、
クリスマスの十二夜目の「王様(東方三賢者)の日」のお菓子のひとつだという説明は
ほとんど必要ないほどにになった気がします。
王様の日のお菓子は、スペイン、ポルトガル、フランス南部、スイス・・・アメリカ大陸まで、ブリオッシュタイプ
つまりガレットでない地域のほうが多いのですが、日本ではガレット・デ・ロワが総称になりそうですね。
先日、その名もまさに「王様のケーキ」King Cake のパーティーにお誘いいただきました。
カリフォルニアにお住まいの方が、日本に帰国のタイミングに合わせて、ニューオリンズのパン屋さんに注文し、
キングケーキ・パーティーセットの大きな箱を持って一時帰国されたのでした。

ブリオッシュタイプの生地をねじるようにつくられています。
輪っかの形は、大きいものは楕円になったりますが、共通の形ですね。
フランス系移民の多いニューオリンズならでは、王様の日お菓子はキングケーキとして続いていたようです。
ただ、本来の王様の日の行事というよりも、それ自体は宗教行事でないカーニバルのほうと結びついて
期間も1月6日(クリスマスの十二夜目)から、四旬節もなんのその、え、いつまで?と思うほど
長期間にわたって、このキングケーキ・パーティーは繰り返し続くようです。
ちょっと頭が混乱しそうなので、細かいことは気にしないことに。


セット箱には、コインやネックレス、カーニバルを楽しむための冊子、パーティー用音楽CDなどなど。
マルディグラにはテーマ・カラーがあって、緑・紫・金。それぞれ信仰・正義・力を意味しているそうです。
キングケーキのには、プラスチックの赤ちゃんbabyが入るのが定番のようですが、
このお店では、オリジナルの陶器の人形が入っていました。
キングケーキに陶器の人形を入れるのはまだ珍しいそうです。
陶器の人形は最初は袋に入って別添えなので、自分たちで仕込むのですが、
驚いたのは、プラスチックの赤ちゃんもあらかじめ裏に押し込むようにして入っていて、
見つけた時には、「赤ちゃん」(意味的には幼子イエス)も入っているとは知らなかった皆でびっくりでした。


普段くじ運の全くない私が当たるとはー!! 右はセットの中にはいっていたカーニバル本に掲載の今年の人形2種。
キングケーキを持ち帰ってくださった方と、銀座の一角の素晴らしいスペースを提供してくださった方に
そして、この企画をアレンジしてくださった友人に感謝の一言です。

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