縁起菓子

鯛菓子くらべ

左から、新潟・村上の金花鯛と佐賀の寿賀台用砂糖菓子の鯛です。
佐賀出身の方と最近金花糖についてあれこれ話をした後に、お互い同じ時期にそれぞれの実家に帰ることに。
約束したわけではありませんが、偶然、私たち二人とも鯛を抱えて東京に戻ってきたのです。
それならと、南北というか、東西というべきか、2尾の鯛を並べてみることに。

小さい方はこれでも尺鯛です。成田屋さんでは常時金花糖をつくっており、金花鯛も並んでいます。
新潟でも天神講などの時に合わせて金花糖をつくる地区はありますが、いつも金花糖があるのは珍しい!



金花鯛の木型は鯛のそりに合わせて、木型もゆるいV字型にカットされたあわせ型です。
お腹から砂糖液を流しますが、私は木型を持つだけで重く感じて、これに砂糖液がはいったらひっくり返せるかなー。
そんな大きな木型がたくさん並んでいました。


やはり鯛は床の間に合いますね! 佐賀の砂糖菓子の鯛は瓦型で抜くため、思い切り跳ねた鯛の尾っぽが元気いっぱい。
この大きさはご主人もつくるのは初めてという特大サイズだったそうです。
こういった鯛が使われたお祝いの寿賀台(スガジャー)についてはまたの機会にご紹介できたらと思います。


成田屋さんのご主人は造形力が秀でているため、細工菓子が素晴らしいです。
左の「村上の祭りのご馳走」などは本当にすごいです。すべて雲平細工ですが、つくるものによって配合などを工夫するそうです。
ちょうど毎年雛まつり恒例の村上「人形さま巡り」が終わった翌日で、大きな鯛やら海老やらもウヨウヨしてたのです。


板金花糖は昔は駄菓子屋さんの定番でした。成田屋さんも途絶えた駄菓子屋さんを引き継いで始められたとのこと。
右は生菓子の鯛です。粉菓子、金花糖、そして生菓子と贅沢になり、今ではどれも懐かしいものに。


この日場所を提供してくださった緑水庵山眞弓さんと砂糖菓子の鯛。
山さんが可愛らしい方なので、鯛の大きさがよりわかりますねぇ。 山さんのブログはお勧めです!

さて、村上の金花鯛は中山圭子さんの新刊出版祝いのお役目を無事果たしました!

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2006.4