縁起菓子

中国の小麦粉細工人形

先日の博物館・美術館関係者国際会議で、友人が発表する関係もあり
「東アジア伝統文化・民間工芸の保存と展示」というテーマにも魅かれ、参加してきました。
各国(ベトナム・中国・ロシア)の学芸員の方の興味深い発表があり、有意義な2日間でした。
このページではその時の実物に出会えた中国・山西省の小麦粉細工(麺塑)の人形たちをご紹介します。
いずれも主に旧暦正月など祭りの時、お祝いの時につくられる縁起菓子のようです。
玄関に置かれている獅子の像に対してなど、家のあちこちに小麦粉細工を供えるようです。
目や鼻に黒豆やなつめを使ったり、地域によっては着色しなかったり、バリエーションがあるようです。


小麦粉細工はヨーロッパでも縁起菓子としてあちこちに存在し、
日本をはじめアジアなど米文化圏での、米粉を使うしんこ細工(今回はベトナムのものを発見)とともに、
私にとっては商業ベースにはのらない、この世界的にも消え行く細工菓子は
もっとも興味深く、大切に思われます。


山西省の剪紙


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2003.7