舞すがた

雪輪のデザインが美しい「舞すがた」をつくっていた、新潟香月堂さんが廃業されていたことを知りました。
もうこの香月堂さんの包装紙に包まれることはなさそうですが、
廃業前から委託されて製造していたという、明治屋ゆかり店さんが引き続きつくってくださっています。
袋詰めですが、ピンクの1枚が加えられ、それがまたいい感じです。

久々に食べてみると、薄い淡雪羹を乾かした軽さがおいしくて、
「舞すがた」がなくならなかったことがうれしいです。



袋詰めとなった「舞すがた」と、同じ明治屋さん製の「ゆか里」の小さな袋。
「ゆか里」は新潟でとても愛された、南蛮菓子由来の歴史ある菓子です。
会津の「ここのへ」も元は津川(新潟県ですが、会津藩領だった期間も長い)から伝わった記録があり、
いずれにせよ、海のルートの伝播で、会津へは越後からかと思われます。会津へ入ると、角がなくなりますが。
そのあと伝わった仙台の「九重」は会津塩川よりの伝授だそうです。



ゆかり、ここのへ(葡萄味)、コンフェイト。

南蛮菓子由来ということで、同じ大航海時代にスペインが持ち込んだと思われる砂糖菓子の
エル・サルバドルでの製造風景をYouTube動画でみることができますので、許可していただきここにご紹介します。
素晴らしい映像で、伝播の当初と変ららない作業なのではないかと感じました。
今では、日本でもヨーロッパでも回転窯が使われていますが、なにげない作業に高い技術を見て、鳥肌が立ちました。
木型も見え、飴の技術も驚くばかりです。
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2010.11