
オスチア 聖餅 オブレアス hostie(仏) oblea,s(西)
スペイン・アンダルシア地方Zafraのサンタ・カテリーナ修道院製
ミサの時に聖体拝授としていただく薄焼煎餅です。 どこか炭酸煎餅やカルルス煎餅にもにていますね。 フランスではオスチア職人が教会のオスチア以外に、「ウーブリ」という
上の写真はデザインも美しく、温もりのあるオブレアスです。
オスチアのラテン語の意味は「犠牲」。
日本語ともなったオブラートの語源でもあるようです。
焼き菓子としても、発酵させないパン(聖書では「種なしパン」)としても原点的存在です。
どちらも、もっときっちり平らで、いかにも工場製ですけど。
幻とされている利休の「ふのやき」は、このオスチアへの利休の思い入れがあったのでは?
とする説もあったりするし・・・。
南蛮菓子として記録に残っている「ヲベリヤス」はこれかなとも思えるし・・・。
オスチアを丸めたゴーフルを13世紀よりつくり始めました。
これは今はなき菓子屋とパン屋の間の職種で、ウーブリ屋と呼ばれたそうです。
古代ギリシアにもあった鉄にはさんで焼く菓子「オペリアス」、
現代のウエハース、ワッフル、ゴーフルとはどんな関係?と
まだまだいろんな邪念をかきたてる美しいオブレアスなのでした。

撮影 / M. Morita
上の画像は18世紀のフランス、オーベルニュのオスチアの型。大きいものと小さいものが焼ける。
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