縁起菓子

おみごく

ここで紹介するのは私の生れ育った新潟県長岡市の神社の御紋菓です。
右は「越之雪」で有名な大和屋さん製、左は長岡では慶弔には欠かせなかった「大手饅頭」の紅屋さん製です。
一般的にはお供物と呼ばれるもののひとつですが、小さい頃から「おみごく」と言ってました。
新潟や群馬の方言にあたること、漢字「御御御供」があることを最近知りました。
しかし、そんな漢字表記は地元では一度も見かけたことはないのです。


そして、新潟県内でも会津よりの東蒲原地方では、「おみく」(御神穀)とも呼ぶそうです。
ですから、漢字表記もあとから当てているのかもしれませんね。

右の袋に入った小さなおみごくは、一番思い出のあるもので、宝物のようにとっておいたものでした。
こちらの平潟神社では初詣の時などには、押し寄せる参拝客全員がひと袋づつ戴けました。
写真のものは少し前に夏祭りで戴いたといって、友人が送ってくれたものです。
私のお菓子の原点のひとつでもあります。

上の紅白の御紋菓は友人の町内の神明神社のもので、少し大ぶり。氏子に配られるそうです。
小学校に入学、卒業時に配られた学校の紋の入った紅白の菓子もこんな感じでした。
それはさらにもう一回りくらい大きくて、中に餡がはいったものでした。
箱には「祝」と書かれた掛け紙がついていたと記憶しています。

打ち物としても型の素晴らしいものも多くあり、御紋菓はとても興味深い菓子です。


「お山」にあるお宮のおみごく。天狗の団扇で知られるシュロの葉紋。

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