フィリピンのプト

上の写真はフィリピンのputo「プト」と呼ばれる直径2〜3cmの餅菓子の一種です。
フィリピンにはスペインの影響と大戦後のアメリカの影響も持ちながら
この地ならではのお菓子がたくさんあり、日本人としては親しめておもしろいです。
プトは蒸菓子です。お米の粉やトウモロコシの粉を使うようです。
紫のは紅芋を使っています。紅芋は紫サツマイモと混同しがちですが、
フィリピンや沖縄で主よくつかわれる紅芋は蒸すとホックリではなく、ねっとりとして餅状です。

下の白いのがふつうのプトで、葉っぱでつくられた小さなケースに入っています。
プトは沖縄のムーチーと作り方もそっくりです。

下の真ん中の紫色の菓子はsapin「サピン」と呼ばれる紅芋を使った菓子です。
しっとり、ムッチリしたお菓子で、スペイン・カタルーニャの米粉をつかったデザート
マンジャー・ブランにそっくり!という感想を自分でメモしていました。
アーモンドの香りのするういろうのようでもありました。

プトの色付きはputo color「プト・コロール」といいます。その斜め上にちょっと写っているのは
pan de sal「パン・デ・サル」。サルはスペイン語で塩。普通のパンをさします。


「いとおかし」目次へ
目次へ
2001.3