シントラのお菓子

シントラはポルトガルの首都リスボンから電車で1時間ほどのところ。
1584年、天正遣欧少年使節も訪れている王宮は素晴らしく、今でも目に焼きついています。

お菓子大好きな友人と2人旅、南蛮菓子をめぐる私たちの旅は、1993年でした。
当時私はバルセロナに滞在中でしたので、バルセロナからリスボンへ飛びました。
乾いた赤茶けた大地のスペインから、突然緑の大地のポルトガルへ。
お隣同士ですが、空から見ると、くっきりと違いがわかる両国。
その違いはパンにはっきりと現れていました。そう、とれる小麦粉が違ってくるわけですから。



シントラではまず、ケイジャーダ。
南蛮菓子として、「ケジヤアド」(長崎夜話草)、「けさちいな」(南蛮料理書)などとして記録があります。
チーズを使ってあるお菓子です。タルトというには薄い、餃子の皮のような生地に詰めて焼いています。
チーズといってもフレッシュタイプのチーズなので、軽い味わいです。



日本の最中のようなお菓子、「オヴォーシュ・モレーシュ」を売るお店にも。
魚や貝の形の菓子が、薄いウエファースというか、鉱泉煎餅のようなというか、オブレアス生地を金型に入れ
型にプレスして出来た魚などの形のくぼみにオーボ・ドーシュ(黄味砂糖クリーム)を詰めたもの。
まわりの余分なオブレアスをピンキング鋏でカットしたようなところにポルトガル人らしさを感じます。



バルセロナでも似た様なものを発見。中は黄味砂糖クリームではなかったけれど。
スペインはアーモンドを多用する国、トゥロン、クレマ・デ・アルメンドラ、マサパン・・・。


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2008.7