縁起菓子

輪島の涅槃会の犬の子

なんと小さく、可愛らしいしんこ細工でしょうか!
この小指の先ほどの大きさの団子と動物たちは、輪島の各地区で涅槃会の法要の後に
撒かれる涅槃だんごで、輪島では「犬の子(いんのこ)」と呼ばれています。
すでにご紹介したやしょうま・涅槃だんごの輪島バージョンです。
輪島ではだんごまきとは言わず、「犬の子まき」として親しまれています。

「かわら版vol.3」の中でイラストでご紹介した、新潟の三島町の動物形のお団子のように
新潟でもいくつかのお寺で、干支のおだんごもつくって撒いているところがあります。
涅槃会は2月15日(旧暦3月15日)ですが、輪島ではその間のいずれかの日に
行われるようで、涅槃会の日にちにはそんなにこだわっていないようです。

輪島の方にうかがったところ、最後に10cm!くらいの犬の子が2個だけ撒かれるお寺もあるそうです。
檀家さんたちが集まってつくっているそうですが、雲水さんたちがつくるお寺もあるそうです。
犬の子はお釈迦さまの骨とか功徳とか言われて、布の袋に入れて身に付けると厄除けになるなど
そういった意味づけも新潟の涅槃だんご、お釈迦のだんごと同じです。
お守りとして身に付けるためにも、小さいのかもしれません。
金沢や富山でも涅槃だんごがあるそうですが、大概はまん丸が多いように思います。


こちらは2つのお寺の犬の子が混じっているそうです。どちらもすべて動物の形だそうです。色をつけないお寺もあるとか。
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2004.3