
高岡瑞龍寺の「一つやいと」
碧眼の達磨に会いたくて、高岡の瑞龍寺へ行ってきました。
瑞龍寺は、加賀藩二代藩主前田利長の菩提を弔うために建てられたお寺です。そして国宝です。
前田利長は、加賀藩に26年間客将として活躍した高山右近とつながりが深く、
利長の居城であった高岡城も、高山右近の設計とされています。
ポルトガル語も理解したという右近や、宣教師を通じて、
当時ヨーロッパでも最先端の技術や文化を吸収した加賀藩には、奇をてらった南蛮趣味ではなく、
土地の文化と深く融合して、落ち着きがありながらも、華やかな加賀文化が花開いたように思います。
「一つやいと」とは、瑞龍寺の行事のことです。
6月1日と7月1日に、お灸を据えていただき、万病厄よけとするそうです。
その行事の名がつけられた麩焼きです。麩焼煎餅は加賀菓子文化を代表する菓子のひとつだと思います。

山門がりっぱなこと。この白壁と木の板の市松のようなデザインが美しい。

山門(右)を入ると、回廊に囲まれ、芝生の美しい修道院の中庭のよう。
お寺といえば苔ですが、ここでは芝生がすっきりと清浄な空間を作り出しています。
そして、鉛板で葺かれているため、白く抑えた光を放つ屋根を持つ仏殿。
ここに、目指す碧玉の達磨坐像が安置されていました。
そして、回廊でつながれた奥に法堂。利長公の特別大きなお位牌が安置されています。


石廟の中に法篋院塔が祀られています。
前田利長、父の前田利家、岳父の織田信長とその室と子の信忠と5つの廟が並んでいます。
利長公の石廟は、レリーフと線刻が特徴的で、素朴なエレガントさを感じました。

碧眼の達磨のお守りと、帰りの金沢駅でみつけた、加賀八幡起上りの最中(うら田製)。

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