縁起菓子

山形のだんご木
山形は初市が1月10日の山形市から始まり、1日づつ北のほうへ移動して17日まで続きます。
また旧暦の小正月にも初市がたつのだそうです。
私は一番大きな山形市七日町の初市の日には行けず、14日の中山町まで出かけてきました。
山形版まゆだまの「だんご木」は初市の定番商品です。
初市とともに毎日移動して売るのは写真の吉野園さんだけとのこと。
山形の業者さんは現在は他にはなく、あとは仙台などから入ってきているようでした。
吉野園さんは普段は植木などを扱うお仕事で、冬期のみ、だんご木のフナセンベイを焼くそうです。
色は4色のみ。黄緑、ピンク、黄、白はそれぞれ春夏秋冬を表しているそうです。
フナセンベイはかなり厚めに焼いてあり、大きい鯛はけっこう重みもありました。
ミズキと柳の枝に、団子を模した餅種の玉がつけられて売られています。
このだんご木はスーパーや他のお店には卸さないとのこと。
市でしか買えない昔ながらの縁起物です。
枝はやはり本来ミズキだそうで、私もミズキの枝にさげてみました。団子が少ないかな?
吉野園さんに教えていただいたところによると、枝先が上を向くようにつるすのがよいとのこと。
あまり色が混じらないのもシンプルでいいものだなぁと思いました。
だんご木と呼ぶくらいですから、団子が主。団子だけの枝を買っていく人が多いようでした。
あとで聞いたのですが、実はフナセンベイはもっと種類があるとのこと。
次の冬、焼き始めた頃伺って、全種類見せていただけそうです。
その花餅を莚に並べて干す状態を模して、白い紙に丸い平たい薄紅色の飴を貼り付けるように並べた「花飴(盛飴)」を
その年の紅花の豊作を願ってつくり、初市で売られていたそうです。
その「花飴」は、残念ながらずいぶん前に廃絶したそうですが・・・。


その名残りでしょうか?今も初あめが初市には欠かせないもののようです。
『いとおかし』ですでにご紹介の松本の飴市や大館のあめっこ市などなど、初市と飴は切っても切れない関係なようです。

山形駅の1Fの漬物屋さんにも可愛らしいまゆだま、いえ、だんご木が!
上の吉野園さんとは違うフナセンベイがさがって、淡い色あいの団子は米の粉でつくったお手製。


山形駅前にもだんご木がどっさり。紙の小判もあり。団子は紅白でやはり手づくり。
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